歯科助手になって最初に覚えるアシスト「バキューム」簡単なようで難しいバキュームについて書いています
バキュームとは
歯科医院でのバキュームとは
治療中に機械から出てくる水や口の中の唾液を吸う掃除機のような物です
ユニット(患者さんの座る診療台)によってバキュームの形状も違います
初めて患者さんのの口の中にバキュームを入れる時はメチャクチャ緊張したのを覚えています
バキュームは難しい?
はい。吸うのは簡単だけどコツがいります
患者さんの口の中は一人ひとり違います。歯並びも、口の大きさ、舌の長さなどなど...
同じようにやっても全然吸えなかったり、すぐ頬を吸ってゴゴゴゴー!ってなったり動きまくる舌と格闘してみたり(笑)
やっていくうちに上手くなるので難しいけどコツさえつかめば楽しいです。
一気に吸えた時や歯石を沢山吸った時は自分もスッキリです!
バキュームのコツ
これはもう自分の感覚ですが...
患者さんの癖を見ます。
喉に水を溜められない人は早めに奥の方を吸ってあげたり
舌がよく動く人は少し押さえ気味にあててみたり
先生の邪魔にならないようにするのも大事ですね
歯科助手のバキューム
歯科助手の立ち位置は患者さんの左に付くのがほとんどです。
なので、患者さんが口を開けた時こちらから見えるのは右側の口の中なんです。
助手がバキュームしてるのはほとんど右の歯の近くや前歯です
歯科助手のバキューム上手い下手は右側のバキュームで分かるのではないでしょうか?
歯科医師のバキューム
左側の奥歯は歯科助手から見えない位置にあるので、先生がバキュームしたりします。
片手に機械、もう一方にはバキューム、そしてフットペダルで機械を操作するのです。よく見る光景ですが、考えたらすごいなぁ~と思います。
しかも患者さんの苦しくならないタイミングも考えながら・・・
まとめ
歯科助手になると初めのほうからやる仕事のひとつのバキュームですが、慣れるまでは先生のあてかたを見たり、出来れば他の衛生士さんやベテラン助手さんのやり方を見せてもらいながら自分なりのコツがつかめるといいですね。
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